心理学入門①
心理的リアクタンス
リアクタンスとは交流回路における交流の流れにくさを表すもの
つまりは「抵抗」
人は生まれながらにして,自分の行動の決定は自分でしたいと思う生き物である
であるから,ひとに命令されるとその行動自体が嫌なわけではないのに,行動したくなくなってしまう
これが心理的リアクタンス
かっこいい説明の仕方をすると
「何かを選択する自由が外部から脅かされたときに生じる,自由を回復しようとする反発作用」
と言える
誰もが経験したことがあるであろう
「勉強しなさい」,「今やろうと思ってたところなのに...」現象が代表例であろう
人間は誰しも自分の行動の決定権は自分で持ちたいものだ
でも,学校や会社では先生や上司の言うことを聞いているだけの方が楽であろう
でもそれは,学校や仕事に関わることだけ
きっと,学校に通うことも,サラリーマンになることも自分ではなく社会に決定させているから...
どんな場所でも自分の意志は持ちたいものだ