論理的思考③
説明変数
説明変数とは目的変数を説明(予測)する変数である
これだけではわかりずらい
一番簡単な例は,中学生で習う一次関数である
y=ax
任意の数xに対してyが求まる
この場合yを導くことが目的であり,yを説明するのがxである
よって,yが目的関数,xが説明変数となる
この場合,説明変数の数は1つだが複数あってもよい
例えば,目的変数を「男性or女性」,「身長,体脂肪率,筋肉量など」を説明変数として予測する
何が言いたいかというと
説明変数が正しくないと,正しい目的変数を導く(予測する)ことができない
ということである
これは日常生活でも必要な考え方であると思う
ある結論(目的変数),例えばあの人はこういう人とか,商品・サービスの良し悪しなどを判断する場合,必要な判断材料(説明変数)が欠けたり,誤っていたりすると正しく,公平な判断ができない
しかし,私たち人間はロボットのように機械的な判断はどうしてもできない
それに,そのような判断がいつも正しいとは限らない
だから,TPOによって,説明変数を増やしたり,減らしたり,変えたりしながら柔軟に使う能力が求められる